「あなたへのおすすめ」って本当にいるのか

日記

最近、Youtube、Instagram、Twitterどのサービスを使ってもある、あなたへのおすすめ機能。
自分の趣味嗜好に近いものを表示してくれるのは確かに便利だけど、逆に言うと新しいことを見つけるのが難しくなってきているように思います。今日はそんな話。

おすすめ機能で困ったこと

SNS疲れ

子どもが生まれてからTwitterやInstagramで見るものは、子育て関連の投稿が多くなりました。「こういうとき、みんなどうしてるんだろう」「世の中のパパさんってどんな子育てしてるんだろう」なんてことを考えながら、SNSを見ます。

見ていくうちに、いつの間にかおすすめ機能で出てくるのは子育て関連の投稿ばかり。ますます、子育て関連の投稿ばかり見るようになります。

有益な情報だけ出てもらえれば本当に助かるおすすめ機能ですが、実際でてくるのは、旦那の愚痴や不平不満ばかり。まぁそういう投稿を多く見てしまっていたのでしょう。

自分とは関係ないけれども、自分に言われてるような気がして、SNS疲れしてしまいました。

新しい発見ができない

我が家はネットフリックスを契約する前は、TSUTAYAで月1回、1000円で5作品借りて映画を観ていました。大体2~3作は見たかった映画を借りて、残りは目に留まった映画とか、陳列されている店長のおすすめ映画なんかを借りてました。

何を借りるか考えている時間は、宝探しをしているようで楽しかった記憶があります。

最近はもうネットフリックスなどのストリーミングサービスで観てしまうので、そういった体験が難しくなってしまっているように思います。おすすめされる映画はもちろん好きな映画が多いけれども、今まで観てきた映画とは違ったジャンルのものとか、全く知らない世界観とか、新しい発見ができなくなってしまったような気がします。

無意識に思考が偏ってる?

すごく極端な話、仮にA政党のYoutubeチャンネルがあったとして、その動画を何度か見ると、A政党の動画がおすすめ機能で表示されるようになる。そうするとA政党の情報ばかりがインプットされて、B政党の情報が入りづらくなる。

政党の話は極端すぎたかもしれない。犬の動画を観ている犬好きな人が、猫の動画をみたら猫を好きになるかもしれない。そんな機会を奪ってしまってるのではないかと思う。つまりイヌ好きはよりイヌ好きへ、ネコ好きはよりネコ好きへ、思考が無意識のうちに偏ってしまっているのではないかと最近思う。

まとめ

今日はおすすめ機能について好き勝手語りました。否定的な意見を書いてしまっていますが、「あなたへのおすすめ」機能はもっと技術が進歩して、私の困ってることが薄くなっていったらいいなと思います。